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上棟祭は感謝のカタチ

こんにちは、

TOCORONの田所浩樹です!



久しぶりのブログ投稿となりましたが、色々と落ち着いて?きたこともあり先週2月3日の節分を節目として、週1ブログを目標に頑張っていきます!



力まずに少しずつ継続しますので、お付き合い頂けますと幸いです。皆々様よろしくお願い致します!(すでに力んでいますね、、、)



久しぶりの投稿で何から書いていいのやらと面食らいますが、先週末の節分2月3日に上棟祭を行ってきましたのでそのご様子を。



カメラマンは愛子さんです(^^)





一般的には上棟式と呼ばれていますが、TOCORONでは気軽にご参加頂きたいので「上棟祭」と呼んでいます!(※今日からです!)



それぞれの地域や大工さんによって色々な取り計らい方がありますが、TOCORONでは神主さんを呼ばずに略式の上棟祭を行う事が多いです。



当日のだいたいの流れですが、


・上棟祭準備

・祝詞奏上

・二礼二拍手一礼

・四方固めの儀

・直会の儀(お施主様挨拶・乾杯)

・工務店挨拶

・手締め

・写真撮影

・お片付け

・お見送り(ご祝儀・お土産)

・お打合せ、現場確認


と、こんな感じの上棟祭です。



終わった後はゆったりとした時間の中でお打合せや現場確認を行います。



旦那様とお子様は楽しそうに遊んでいたり、奥様は床材のイメージをしていたり、愛子さんはなんかしていたり、ほんとゆったりした時間ですね。TOCORONの「C」に込められている、Chill(チル)ってこんな感じです。(どんな感じ⁉︎)



(電気配線の確認がある時は若干バタバタします)



上棟祭は時間にすると30分程度なので、TOCORONではだいたいのお施主様にご開催頂いていて、一般の建築会社さんと比べても多い方かな?と思われます。



「棟上げ」のタイミングで上棟祭を行う事もありますが、今回は「建て方~上棟~屋根防水」までの工事をスムーズに施工したい時期でもあった為、上棟後の日取りの良い吉日の開催となりました。



お天気も良く暖かかくて心地良かったです(^^)



ほとんどのお施主様が上棟祭は初めてなはずで、「上棟式って何やるの?」「準備物は?」「やった方が良いの?」と色々と迷ってしまうと思います。



私自身、初めて準備をした時は、おもいっきり右往左往してました!



そんな若かりし頃の記憶もありますので、TOCORONではお施主様が極力参加しやすいようにと、大まかな物は勝手ながら準備させていただきます。



お供え物だけでもそれなりの量になりますので、ぜひ遠慮なくお任せ下さいね(^^)





「TOCORONにお任せ!」っと言っても、ちゃんとお施主様にご準備頂く物がありますのでご安心ください。


①お酒・水・塩

②ご祝儀

③お土産

④お気持ち


以上、「お気持ち4点セット」でOKです!



ネットで「上棟式」と検索すると、「上棟式は施主がもてなす」という記事もあったり、最低限は自分達で何とかしようと思って頂けるお施主様もいらっしゃいます。



「自分で準備がしてみたい!」「準備担当者になってしまった!」という方々向けに、準備物一式をまとめてみました。私の準備物リストにもなりますし(^^)





【上棟祭準備物】※一例


①野菜(人参・ピーマン・季節物)

②くだもの(りんご・バナナ・季節物)

③乾物(鰹節・昆布・スルメ)

④お頭付きの魚(鯛など)

⑤餅(一升餅と四方餅)

⑥幣束(上棟セット)

⑦神具セット・お供え台

⑧お気持ち4点セット

⑨その他規模により追加


準備する時に大事なポイントは「職人さん達に持ち帰って頂くモノ」ってコトです!



「お野菜・くだもの・乾物」は3点づつくらいで色映えする品物、私が買う時は「お鍋で使えそうに〜」とか考えながら選んでいます。



鯛はスーパーのお魚コーナー、餅は餅屋、、、じゃなくて近所の和菓子屋さんに電話予約するのですが、この2つだけはご注意ください。4日前くらいには予約をしたい品物です。お店は現場の近くの方が安心ですね(^^)



(ちなみにお魚は鯛じゃなくても大丈夫です~)


幣束(上棟セット)や神具・お供え台などは色々と考え方もあるので、建築会社さんとお打合せ頂いた方が良いと思います!



と、気付けば上棟祭の「準備物説明ブログ」と化してしまいました、、、



いつも他の方の上棟式ブログに助けられていたので、きっと自分なりにも纏めてみたかったんですね。



意外と用意する物も多いので、、、ご準備頂けるというお気持ちだけで嬉しいのです。共働きの子育て中などは特に大変な時期ですので、相談しながら慣れている建築会社にお任せしてしまった方が良いかと思います(^^)



そんなこんなで、「上棟祭」の準備が整いました!




大工さん達にもお手伝い頂きまして、紅白幕があるとまた一段と華やかになりますね!



一気に神聖な雰囲気へと現場が様変わりします。



お施主様にご来場頂き、職人さんにも並んで頂きます。



この辺から私は緊張マックスです。時間としては3分と短いのですが、祝詞奏上という大役が、、、神主さんにお越し頂くとお任せできるのですが、何回やっても緊張するものです。



お施主様は私が読んでいる時はどんな気持ちなのか実は気になってます。ぜひ今度教えて下さい!


祝詞奏上中の私には知る術もありませんでしたが、お子様は愛子さんと大工さん達を見つめていたのかな?すごく静かに参加されていました。





久しぶりの祝詞は急には読めませんから、前日の朝くらい?から口ずさみながら練習をスタートして、最終的にまあまあ大きな声を出しながら車で上棟祭の現場に向かいます。



先日はお天気も良く運転中に窓を開けて読み上げていたので、すれ違った方はビックリしたかもしれません。



お施主様のお名前も読み上げますので、今までの事を自然と思い返したり、これからの幸せを願ったり、色んな事を考えるコトができる練習時間です。



もちろん職人さん達の安全も願っていますし、想いを込めながら声に出しているので、現場へもきっと届いている、、、気がするだけですね^^;





これが私が読んでいる祝詞ですが、初めて見た時は文字の圧に圧倒されて諦めました、、、笑



気を取り直して、挫けずに、最初は平仮名にして読んで、意味を調べて読んで、一文字づつ、一言づつ、一文づつ読んで、そうするとだいたい読めるようになり、あとは緊張との戦いです。



なんだかんだ読み始めて7年近く経ちます。


初めての祝詞を読んだ時は、あがり症の私の足はガクガク、手はブルブル、息は続かない、、、というより息できない。ビックリするほど緊張しました笑





慣れてくると意味や声の調子も分かってきて、先人達と繋がれてる気がしてくるので不思議です。



「おじいちゃんもよく祝詞読んでたよ〜」と職人さんから言われるので感慨深いものがあったり、これ以上深堀すると大和時代くらいまでいってしまうのでちょっと控えます、、、



「祝詞の文面まで出して何が伝えたいんだ田所君!」と東西南北の諸先輩方の声が脳内再生されて聞こえてくるのですが、さすがに気のせいですよね。たぶん。



建築業界の方でも祝詞の中身を調べたりする事は少ないと思うので、私なりの解釈を簡単に説明したいなと!



祝詞の前半は神様達のお名前、中盤はこの建築の安全祈願、最後に「千代常常磐に守り給え幸い給え」と締めくくられ、遠い未来の事まで祈願する「詩」になっています。



上棟祭は平安時代(794年)頃から始まったという説があり、すでに千年以上経っていて伝統を感じられますよね。起源とするともっと果てしなく昔からあったかもしれません。



国歌にも出てきます「千代」って言葉は果てしなく感じますよね。未来となるとイメージできませんが、過去として考えてみると実際にある「時間」なんだなぁ~と、急に現実味を帯びる気がしませんか?



(実はTOCORONの「いつの日も、健康で豊かな日々へ」というフレーズも、そんな遠い未来へも願いが込められているので、なんとなく想いを感じてもらえると嬉しいです!)




話は戻りますが、


祝詞って初めて聞く方にはなかなか分かりずらいですよね。ですが、こんな事を読み上げてくれているんだなぁ~と事前にわかるれば、神主さんの祝詞も呪文ではなく、日本語に聞こえてくるかもしれません(^^)



そんなことを考えていたら、地鎮祭の時に神主さんがいつも言う言葉が思い出すことができました。もちろん私の頭の中では脳内再生です。(※ネタバレ注意)



「神主が言うのもなんだけどさ、方位や吉日そういう事も大事だけど、1番大切なのは「感謝の心」。親が居てくれたから自分がいる。この晴れの日を迎えられるのも、この身があってこそ。忘れずに親に毎日感謝な!」って自分の子を見るかのような眼差しでお話頂けます。



たまに抜き打ちで「親に毎日感謝しているかい!?」と陽気に聞かれて、心の中では「ドキー!」っとしながら「毎日感謝しています!」と笑顔で答えています笑



そんな事思い出していたら、父の時代の上棟式ばなしを聞いてみよう!と思い、さっそく電話を掛けてみました。ふむふむと聞いていると、昔話が始まってしまいました、、、ここに書くとこの倍以上の文章量になるのでちょっと割愛します。



ちゃんと最後に「ありがとう!」と伝えましたよ(^^)



父の話によると上棟祭をよくやってようですが、お施主様のご希望でやってたなぁ〜と。昔は上棟後の夕方に上棟祭を行うので、どちらかというと親族や近所の方々を読んでお家のお披露目をして、餅まきからお酒やお食事を振る舞ったと。



上棟日の夕方はまあまあ疲れた状況なので、職人さん達はお土産とお酒をもらって車で帰ってたなぁ〜と、私のイメージと少し違くて意外でしたが、同時に確かになぁとも思えます。





これは私が初めて担当した上棟式の写真でちょうど12年前です。まさに右往左往した若かれし頃です。東日本大震災の翌年、当時の私は宮城県仙台で仕事をしていて「絆」という言葉がどこに居ても聞こえてくる時代でした。



その時のお施主様も、新築時は親族にお披露目する風習があるとの事で、ご近所の方々にもご参加頂いて餅まきも行いました。地域が一体となって元気になった事を覚えています。



一般的な建築会社では開催しない方が断然多いと思いますし、同業者の仲間内でもやるやらないの話になったりします。



私自身、必ず行わなければならないとも思っていませんし、コロナ禍の時には開催ができない事もありました。


上棟祭は規模も大小ありますし、職人さんへの労いはお茶の差し入れだけでも十分に伝わりますので、行わなくてもなんら問題ありません。神主さんの言う通り感謝の心があれば良いと思います。



でもなんだかんだ、一堂に介して感謝をカタチにできるお祭りのような、ちょっと楽しい上棟祭が好きだから、これからもお施主様へお勧めすると思います(^^)



こんな素敵な写真が撮れたりもする上棟祭って純粋に良いコトですよね!ってのが正直な気持ちです。




ご家族の未来の為、今後も頑張って建築を進めて参りますので、引き続きよろしくお願い致します!



この度は、ご上棟おめでとうございました!





 

なお!ちょうど今週末からモデルハウス見学会を開催しているので、告知させていただきます(^^)/





今週末10(土)・11(日)・12(月)と来週末17(土)・18(日)は予約不要の見学会を開催しております。お時間ございましたらお気軽にご来場下さいませ(^^)



このブログを感謝の念で書いておりましたら、2件のご予約のお電話を頂きました。誠にありがたく厚く御礼申し上げます。



ご来場の際はお気をつけてお越しくださいませ。

スタッフ一同ご来場を心よりお待ちしております!



TOCORON

田所 浩樹


 



(と、ここから先は応援頂いている方への感謝の念と、ブログを継続する為にも建築仲間向けのブログ宣言的な内容となります!)



冒頭の力まずに少しずつ頑張りますって言う言葉はどこに行ったのでしょうか。



正直言いますと1月からブログ開始したかったのですが、年明けから視察・研修会などが思いのほか過密気味に、、、



受け入れて頂いた皆々様、本当にありがとうございました。すごく勉強になり、ホント「あっ!」という間の1か月となりました。本当はブログで発信したかったのですが。



そんな怒涛を過ごした1月の末に、TOCORONのブログ開始をずっと楽しみにして頂いていた方から、「ブログはいつからですか〜!?」「節分からしましょう!」「投稿曜日を決めましょう!」と、先週の来訪時に背中を押して頂いたのがブログ開始のきっかけです。



私の節目にはいつも傍で見守って頂いている方でして、足並みを合わせて頂けるアドバイス、ほんとに感謝しかありません。



視察や勉強、日々の色々な出来事も食レポ下手な私が話すとしっちゃかめっちゃかで、皆さんの役に立てたい!お伝えしたい!と気持ちがはやってしまい、「ブログで少しでもまとめるコトで、言葉でも伝わりやすくなりますよ~」ともアドバイス頂きました。



そんな話もありつつ、ちょうど2月3日(土)は上棟式を行う予定、その夜には工務店仲間とWEB会議があったり、お施主様からもブログ掲載のOKを頂いたりと、この機会を逃すとまた延び延びになってしまう恐れが(汗)



工務店仲間との会議でも「上棟式やるんだって!?」と、実はお施主様も建築業界の方で仲間と繋がっています。「今日ちょうど上棟式やってきました!」と報告とともに、「ついにブログ開始します!」と宣言しました(^^)



しかし!皆さんの反応が薄い、、、何年前から言っているのかな?田所君?という反応でしたが(^^;)



皆さんの背中を見ながら頑張りますので、今後ともご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い致します!アラフォー真っ只中の「落ち着いた田所浩樹」を(?)生暖かく見守ってやってください!



それではまた次回〜(^^)/ 



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